位置的真理(いちてきしんり)

キリストを受け入れた者が、キリストにあってどのような立場に置かれているかを示す真理。聖書にある「キリストにあって」という言葉が、クリスチャンの新しい位置を示している。

例:「このように、あなたがたも、自分は罪に対しては死んだ者であり、神に対してはキリスト・イエスにあって生きた者だと、思いなさい」(ロマ6:11)

(1)位置的真理は客観的真理です。

(2)キリストを受け入れた者は、神との新しい関係に置かれています。

(3)義認も、聖化も、栄化も、すべて人間的努力によってではなく、「キリストにあって」可能となります。

出典:クレイ聖書解説コレクション「ローマ人への手紙」