バプテスマ(ばぷてすま)

バプテスマ(洗礼)の本来の意味は、「一体化」ということです。布を染料液に浸けると、その色に染まります。それがバプテスマの意味です。

たとえば、バプテスマのヨハネの説いた「悔い改めのバプテスマ」とは、ヨハネの語る悔い改めのメッセージを受け入れ、同意したしるしとして受けるものです。これは、クリスチャンが受けるバプテスマとは違い、メシアを迎える心の準備のために受けるバプテスマです。

クリスチャンが受けるバプテスマが象徴する一体化とは、もちろん、「イエス・キリストとの一体化」です。「自分はイエス・キリストを信じた」、あるいは「イエス・キリストと一つになった」、ということを象徴的に表現するのが洗礼です。洗礼は、イエス・キリストを信じてクリスチャンになった人がキリストに従順な生活を始める第一歩です。

ただし、洗礼は救いの条件ではありません。すでに信仰によって罪を赦された者が、主イエスの命令に従って受けるのが洗礼です。


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