いのちの書(いのちのしょ)

いのちの書」とは、この地上に誕生したすべての人の名が書き記されたものです。罪人のままで死んだ人の名は、その書からは消し去られます(詩篇139:16、69:28、黙示録3:5参照)。罪人のさばきは、「いのちの書」からその名が消されていることを確認した後、「数々の書物」に記された内容に従って行なわれます。

「いのちの書」とは別に「小羊のいのちの書」というものがありますが、これは、信者の名が記されたものです。信者の名は天地創造の前からその書に記されています(黙示録13:8、17:8参照)。

出典:クレイ聖書解説コレクション「ヨハネの黙示録」