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2014

06.16

映画「ノア‐約束の舟‐」

※この記事は、2014年5月の月刊ハーベスト・タイム紙からの転載記事です。

米国で「ノア‐約束の舟‐」という映画が封切になった。日本でも6月に公開が予定されている。この映画は、クリスチャンにとってよい伝道の機会になるのだろうか。そういう思いをもって、米国内での評判がどうなっているか、特に、クリスチャンのリーダーたちの反応はどうか、インターネットで調べてみた。

結論的には、評判は芳しくない。「聖書を題材にした映画の中では、最も非聖書的なものである」と評する人もいるくらいだ。

さて、私たちはどうするか。以下の点を心に留めておこう。
①この映画を見るか見ないかは、各人が判断すればよい。
②もし観ようと思うなら、事前に創世記の中のノアの物語を読み、その内容を確認しておこう。
③映画を観た後も、再度聖書のノアの物語を読み、映画の中の非聖書的内容を把握しておこう。でないと、どこまでが聖書でどこからが創作なのか、分からなくなる。
④映画自体は聖書的でなくても、これを用いて伝道のきっかけを作ることはできる。

ハリウッドに聖書的映画の製作を期待することはできない。ならば、私たち自身が、堕落と贖いの物語を伝えようではないか。特に、ノアの方舟がイエス・キリストの十字架の象徴であることを強調しよう。

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