変貌山(へんぼうさん)
イエスの姿が変貌し、栄光に輝いた山。
変貌山がどこかに関しては、タボル山という説と、ヘルモン山という説とがありますが、タボル山には当時すでに偶像の宮がありましたので、イエスが弟子たちを連れてそこに登ったとは思えません。ヘルモン山説が正しいと思われます。
(1)イエスは、ペテロとヤコブとヨハネだけを連れて、その山に登っています。
(2)祈りの中で、イエスの御姿が変貌し、栄光に輝き始めます。この栄光の輝きを「シャカイナ・グローリー」と言います。
(3)モーセとエリヤが現われて、イエスと話し合いました。
出典:クレイ聖書解説コレクション「マルコの福音書」