カインのしるし(かいんのしるし)
ユダヤ教のラビたちは、「カインのしるし」として以下の5つの可能性をあげています。
(1)カインという名前の中の1文字
(2)カインという名前の4文字すべて
(3)ツァラアト(皮膚病)
(4)人を追い払うための番犬
(5)額から生え出た1本の角。誰かが襲って来たなら、これで戦う。
聖書にはその「しるし」がなんであるか明記されていません。
ただし、「しるし」というのは目に見える何かですから、「カインのしるし」は、それを見た人がカインであることを認識できた何かです。
出典:クレイ聖書解説コレクション「創世記」