2017

03.06

Q.113 イエスは何語を話されたのか。

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イエス時代のイスラエルでは一般的にアラム語、そして宗教家はヘブル語を使っていました。また当時はローマの支配下にあったため、政治家や商人はギリシャ語を使っていたそうです。「イスラエルなら当然ヘブル語でしょ」と思いきや、そういうわけでもないのですね。さて、その中でイエスがお話しになっていた言葉は・・・?さっそく、解説を見てみましょう。

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Q. 質問


Q:イエス様の話していた言語は、ヘブル語ですか、アラム語ですか。自分で少し調べていると、「当時、口語ではヘブル語はほとんど話されていなかった」という文を目にし、イエス様はどちらをお話になっていたのかなと疑問に思いました。







A. 回答


A:これは、イエスが歴史上、実在の人物であることを前提とした質問ですね。いつものように3つ申し上げます。



1.イエス時代のイスラエルの地では、主に3つの言語が話されていました。



 (1)アラム語:これは、イスラエルの地での共通語でした。ヘブル語と親戚の言語

  ですが、他の言語から借用した言葉が多く含まれていました。



 (2)ヘブル語:これは、主に律法学者、パリサイ人、サドカイ人などが使用していた

  言語です。シナゴーグではヘブル語が朗読されていましたので、一般のユダヤ人

  たちもヘブル語をある程度理解できたと思われます。



 (3)ギリシア語:これは、ローマ世界の共通言語です。イスラエルでは、

  政治家や商人たちがギリシア語を使用しました。







2.イエスは、以上の3つの言語をすべて話された可能性が大です。



 (1)当時のユダヤ人たちの中には、3つの言語を話す者が多くいました。



 (2)恐らくイエスは、相手によって話す言語を変えたのでしょう。



 (3)ポンテオ・ピラトとの対話は、ギリシア語で行われた可能性があります。



 (4)もちろん、ピラトがアラム語を話した可能性もあります。







3.イエスは、以上の3つの言語の中で、アラム語を最も話されたと思われます。



 (1)「タリタ、クミ」(少女よ、起きなさい)(マコ5:41)



 (2)「エパタ」(開け)(マコ7:34)



 (3)「アバ」(父よ)(マコ14:36)



 (4)「エリ、エリ、レマ、サバクタニ」

   (わが神、わが神。どうしてわたしをお見捨てになったのですか)(マタ27:46)







参考になる聖句




「神は、むかし父祖たちに、預言者たちを通して、多くの部分に分け、また、いろいろな方法で語られましたが、この終わりの時には、御子によって、私たちに語られました」(ヘブ1:1~2a)







 イエスが一番用いた言語は、アラム語だと思われます。

もっと詳しく知りたい方は

神は、むかし父祖たちに、預言者たちを通して、多くの部分に分け、また、いろいろな方法で語られましたが、この終わりの時には、御子によって、私たちに語られました(ヘブル1:1~2a)


#80 イエス・キリストは実在の人物ですか。