イエス・キリストを心に受け入れるにはどうしたらいい?
今、聖書に書かれている神の救いを、自分のものとして受け取りたいと思いますか?受け取る方法は簡単です!
神様がただ一つの救いの方法として示しておられる、イエス・キリストを心に迎える祈りをしてみましょう。あなたが良い人間である必要も、あなたが頑張り屋である必要もありません。祈り方はボタンをクリック!
今日の聖書の言葉
「イエスは近づいて来て、彼らにこう言われた。『わたしには天においても、地においても、いっさいの権威が与えられています。それゆえ、あなたがたは行って、あらゆる国の人々を弟子としなさい。そして、父、子、聖霊の御名によってバプテスマを授け、また、わたしがあなたがたに命じておいたすべてのことを守るように、彼らを教えなさい。見よ。わたしは、世の終わりまで、いつも、あなたがたとともにいます』」(マタイ28:18〜20)
この課で学ぶイエス・キリストのプロジェクト(大宣教命令)は、その規模において、動機において、影響力において、どんな人物や国家よりも大きなものです。(セッション前半)
(1)第1のトランペット:行く
(2)第2のトランペット:バプテスマを授ける
(3)第3のトランペット:教える
(4)飾りのついた第4のトランペット:弟子とする
(1)獄の中の人物(第2課):人は滅びつつある。
(2)ザアカイ:私たちは、負債を負っている。
(3)放蕩息子:キリストの愛が迫ってくる。
(4)百人隊長:キリストの命令である。
(5)空を見上げる人物:キリストの再臨が近い。
スピーカー:中川健一
聖書箇所:マタイ28:18〜20
収録日:20080825
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人類の歴史上、世界征服の幻を持った人物や国家が、多く現れました。例えば、
アレキサンダー大王
ローマ帝国
ナポレオン
ヒットラー
などが考えられます。日本の歴史を見ても、
豊臣秀吉
徳川家康
明治から昭和にかけての近代日本
など、その良い例です。
しかし、これらの人物、国家の試みは、すべて失敗に終わりました。現代においては、経済進出という形で、企業が世界征服をねらっています。
この課で学ぶイエス・キリストのプロジェクト(大宣教命令)は、その規模において、動機において、影響力において、今まで私たちが論じてきたどんな人物や国家よりも大きなものです。
よみがえりのキリストは、40 日間、弟子たちの前に姿を現し、彼らを教え導かれました。その教えの中心テーマは、「神の国」でした(使徒1:3)。
その「神の国」を来たらせるために、昇天されるとき弟子たちに与えたのが、大宣教命令です。聖書には、4箇所にその記録が残されています。
・マタイによる記録 (マタイ28:18〜20)
・マルコによる記録 (マルコ16:15〜18)
・ルカによる記録 (使徒1:8)
・ヨハネによる記録 (ヨハネ20:21〜23)
このような大きなプロジェクトが成功するためには、確実な保証がなければなりません。
・お金?
・人材?
・組織?
弟子たちには、そのすべてがありませんでした。彼らにとっての保証は、イエス・キリストの権威でした。
「イエスは近づいて来て、彼らにこう言われた。『わたしには天においても、地においても、いっさいの権威が与えられています。それゆえ、あなたがたは行って、あらゆる国の人々を弟子としなさい。そして、父、子、聖霊の御名によってバプテスマを授け、また、わたしがあなたがたに命じておいたすべてのことを守るように、彼らを教えなさい。見よ。わたしは、世の終わりまで、いつも、あなたがたとともにいます』」(マタイ28:18〜20)
【参照聖句】ピリピ2:5〜11、コロサイ2:15、Ⅰコリント15:55〜56、エペソ1:21〜23、黙示15:3〜4
弟子たちは、キリストと3年半にわたって生活をともにしてきました。また、十字架の死と復活の目撃者ともなりました。しかし、それだけでは、キリストの証人となることができませんでした。彼らは、ペンテコステの日の、聖霊の油注ぎを必要としたのです。
「しかし、聖霊があなたがたの上に臨まれるとき、あなたがたは力を受けます。そして、エルサレム、ユダヤとサマリヤの全土、および地の果てにまで、わたしの証人となります」(使徒1:8)
「五旬節の日になって、みなが一つ所に集まっていた。すると突然、天から、激しい風が吹いて来るような響きが起こり、彼らのいた家全体に響き渡った。また、炎のような分かれた舌が現れて、ひとりひとりの上にとどまった。すると、みなが聖霊に満たされ、御霊が話させてくださるとおりに、他国のことばで話しだした」(使徒2:1〜4)
初代教会の弟子たちが、伝道のために、聖霊の力を必要としたのなら、現代に生きる私たちは、どんなにその力を必要としていることでしょうか。
マタイ28:18〜20を中心に、その内容について考えてみますと、イエス・キリストがご計画されたこのプロジェクトの目的、方策が、明確になってきます。
(1)行く
・ある目的地に行くことではない。
・弟子たちは、迫害によって散らされた(使徒8:4、11:19〜21)。
・どこに行こうとも、主の証人とならなければならない。
・存在を通した伝道。
(2)バプテスマを授ける
・水のバプテスマは、霊的にキリストと一体化したことの象徴。
・バプテスマは、人の前での公の信仰告白(マタイ10:26〜33)。
(3)教える
・バプテスマは一回限りの行為。
・教えることは、繰り返し行われる行為。
・キリストの命令を教える。
・自分で選択するのではなく、すべてを教える。
(4)弟子とする
・4つの動詞の中で、唯一の命令形。
・大宣教命令の中心語句。
・イエスの方法論 ――― 弟子づくり。
・パウロの方法論 ――― 弟子づくり。
「多くの証人の前で私から聞いたことを、他の人にも教える力のある忠実な人たちにゆだねなさい」(Ⅱテモテ2:2)
パウロ(親) → テモテ(子) → 忠実な人たち(孫) → 他の人たち(ひ孫)
今、聖書に書かれている神の救いを、自分のものとして受け取りたいと思いますか?受け取る方法は簡単です!
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