聖書入門.com > 3分でわかる聖書 > 預言カフェは信頼できるのでしょうか。

今日の聖書の言葉

2015

06.29

Q.69 預言カフェは信頼できるのでしょうか。

旧約時代の預言者といえば、非常に辛い目に遭い、神から与えられたその役割から逃げ出したくなるほど過酷な役目でした。それが現代では、預言者はカフェにいるものなのでしょうか!彼らの「預言」は信頼に値するか否か・・・さっそく見ていきましょう。

テキストで読む

Q. 質問

占い好きの友人が、預言カフェに行ったと聞きました。ちょっと不安になっています。預言カフェについてくわしく教えてください。

A. 回答

預言カフェで行われていることは、「個人預言」と呼ばれるものです。

今回は、「預言の賜物」について、いつものように3つ申し上げます。

 

1.預言の賜物とは何ですか。

(1)聖書では、「予言」ではなく「預言」という言葉が使われます。

(2)神のことばを預かり、それを人々に伝えるのが預言者の使命です。

(3)将来の出来事を予告することも、その使命の中に含まれます。

(4)預言者たちが書き記したことの集大成が聖書です。

 

2.今も預言の賜物は存在するのでしょうか。

(1)すでに聖書は完成しているので、預言の賜物は必要ではなくなりました。

(2)聖書を読んで神の導きを求めることが、正しい方法です。

(3)信者には、聖霊の助けが与えられます。

 

3.個人預言は聖書的でしょうか。

(1)今も、神はある人を用いて別の人にメッセージを伝える場合があります。

(2)しかし、基本は聖書から神の導きを発見することであります。

(3)個人預言を行う人は、「占い師」と同じようなことをしているに過ぎません。

(4)個人預言は、それを聞く人を束縛する危険性があります。

(5)個人預言は、神の御名を冒涜する行為となる可能性が大です。

 

個人預言は、聖書が推奨している行為ではありません。

 

参考になる聖句

「あなたがたは霊媒や口寄せに心を移してはならない。彼らを求めて、彼らに汚されてはならない。わたしはあなたがたの神、【主】である」(レビ19:31)

もっと詳しく知りたい方は

あなたがたは霊媒や口寄せに心を移してはならない。彼らを求めて、彼らに汚されてはならない。わたしはあなたがたの神、【主】である(レビ19:31)


#12 預言者とはどういう人ですか?

#61 ある女性伝道師が、あなたの中のサタンを追い出すと言って「サタンよ、出て行け」と数回叫びました。クリスチャンには聖霊が宿っているのに、サタンが住みつくのでしょうか。