2018

10.15

Q.191 人は死後どこに行くのですか。

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これは一度はどなたも考えたことのあるテーマではないでしょうか。日本人だとなんとなく「白い着物で三途の川」や「死んだらそこで終わり」とイメージされる方が多いように思います。さて、世界中の人に読まれている聖書では、どんな死後の世界が示されているのでしょう。曖昧ではなく、とても明確に書いてあります。

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Q. 質問

Q:死ぬと、人の魂はどうなりますか。天国に行くのでしょうか。

A. 回答

A:これは、どなたにとっても非常に重要な質問です。信者と不信者の行き先は、異なります。 いつものように3つ申し上げます。

1 番目に、聖書的ではない考え方を紹介します。

①死んだら魂は消滅するというのは、聖書の教えではありません。死後も魂は生き続けます。②死後、魂は最後の裁きのときまで眠りに就くというのも、聖書的ではありません。③死ぬとすぐに神の裁きを受け、天国か地獄かのどちらかに送られるというのも、聖書の教えではありません。

2 番目に、信者の魂がどうなるかについて説明します。

①信者は神との平和を持っていますので、死ぬと、その魂は直ちに天に挙げられます。天とは、パラダイスと呼ばれるところで、キリストがそこにおられます。信者にとっての死は、 「肉体を離れて、主のみもとにいる」 (2コリ5:8)ことなのです。②終わりの日に、信者は栄光の体に復活します。そのとき、信者の魂は復活の体と合体します。③最後に信者は、復活の体を持って「新しい天と新しい地」に永遠に住まうようになります。

3 番目に、不信者の魂がどうなるかについて説明します。

①不信者の魂は、死ぬと「よみ」(シオール)という場所に行きます。そこは、地獄そのものではありませんが、それでも大変苦しい場所です。②キリストが王として統治されるのが千年王国ですが、その終わりに、不信者は復活します。これは「白い御座の裁き」と呼ばれる最終的な裁きを受けるための復活です。③その裁きの後、不信者は「燃える火の池」に投げ込まれます。これが地獄と呼ばれるところです。そこは、不信者の永遠の住まいとなります。

人が最終的に向っている場所は、2つしかありません。「新天新地」か「燃える火の池」かのいずれかです。そのどちらに行くかを決める要因は、イエス・キリストを通して神と和解しているかどうかだけです。私たちは、一人でも多くの方が救われて下さることを心から願っています。

参考になる聖句

「また私は、新しい天と新しい地とを見た。以前の天と、以前の地は過ぎ去り、もはや海もない」 (黙示録 21:1)

信者と不信者の行き先は、異なります。