人生の謎を解く(5)―復活は歴史的事実か―

キリストの復活の事実を検証します。

スピーカー:中川健一

収録日:20120612

メッセージ再生(56:14)

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イントロダクション

 

(1)これまでの復習

①「人はどこから来たのか」

*進化論ではなく、創造論。

②「人はなぜ苦難に会うのか」

*神への反逆(創3章)

*神の解決策(創3:15)

「わたしは、おまえと女との間に、また、おまえの子孫と女の子孫との間に、敵意を置く。彼は、おまえの頭を踏み砕き、おまえは、彼のかかとにかみつく」

*この聖句を「原福音」という。聖書全体を読むための原則となる。

③「イエス・キリストとは誰か」

*イエスは女の子孫として登場した方である。

*イエスは救い主(メシア、キリスト)である。

④「なぜ十字架が重要なのか」

*罪の代価が支払われた。

*世(罪人)を神と和解させた。

 

 

はじめに

 

(1)復活は事実か神話か。

(例話)ある著名な映画解説者のコメント

「もちろん、この映画にあったイエス・キリストの復活は、神話です」

 

(2)多くの人が、客観的証拠を調べようとせずに復活の事実を否定している。

 

(3)復活と蘇生の違いを理解しておく必要がある。

①蘇生

*死の状態、あるいは、死んだと思われる状態から再び生の状態に戻

 ること。

*蘇生した人は、やがて死ぬ。

②復活

*今までとは違う肉体(栄光のからだ、あるいは、霊のからだ)を持

 つこと。

*再び死がその人を襲うことはない。

 

 

1.復活の重要性

 

(1)復活はキリスト教の土台である。

①もし、それが単なる作り話なら、クリスチャンは最も哀れな人々である。

②もし、それが真実なら、私たちは死の問題に解答を与えられたことに

 なる。

 

(2)キリスト教信仰の中で、絶対に譲ることのできない教理である。

①キリスト教は、復活によって立ちもすれば、倒れもする。

 

 

2.復活を説明する諸説

 

はじめに

①イエス・キリストが死んだこと、そして墓に葬られたこと、また、そ

 の墓が3日目に空になったことは、どの立場の人も認めている。

②しかし、なぜ墓が空になったかを説明する方法にはさまざまなものがある。

 

(1)墓に行った女たちが墓を間違えた。

①日没前に、イエスの遺体は埋葬されている。

ペテロとヨハネが同じ墓に行き、確認している。

③もし墓が違っているなら、ユダヤ人たちは、どうして正しい墓を指摘

 しないのか。

④当時、婦人の証言は正式には認められていなかった。

*婦人が第一目撃者として記録されているのは、それが事実そのもの

 だから。

 

(2)弟子たちが死体を盗んだ。

①ローマ兵たちが番をしていた。

*祭司長、パリサイ人たちが、3日目まで墓の番をすることをピラト

 に願った。

*ピラトはそれを許可した。

*墓石を封印(ローマの権威の象徴)し、番兵が墓の番をした。

*神の方法の不思議。イエスの友が番をしたのではない。

②ローマ兵たちの証言は信じられない(マタ28:11~14)

「女たちが行き着かないうちに、もう、数人の番兵が都に来て、起こった事を全部、祭司長たちに報告した。そこで、祭司長たちは民の長老たちとともに集まって協議し、兵士たちに多額の金を与えて、こう言った。『「夜、私たちが眠っている間に、弟子たちがやって来て、イエスを盗んで行った」と言うのだ。もし、このことが総督の耳に入っても、私たちがうまく説得して、あなたがたには心配をかけないようにするから』」

③ユダヤ人たちは今日まで、この説明を信じている。

④しかし、人は嘘のためには死ねない。

 

(3)弟子たちは幻を見た。

①多くの人が、何度も目撃している。

「その後、キリストは五百人以上の兄弟たちに同時に現れました。その中の大多数の者は今なお生き残っていますが、すでに眠った者もいくらかいます」(1コリ15:6)

②弟子たちは信じられないのに信じざるをえなくなった。

③復活したイエスは、肉体を持っていた。

「これらのことを話している間に、イエスご自身が彼らの真ん中に立たれた。彼らは驚き恐れて、霊を見ているのだと思った。すると、イエスは言われた。『なぜ取り乱しているのですか。どうして心に疑いを起こすのですか。わたしの手やわたしの足を見なさい。まさしくわたしです。わたしにさわって、よく見なさい。霊ならこんな肉や骨はありません。わたしは持っています』。それでも、彼らは、うれしさのあまりまだ信じられず、不思議がっているので、イエスは、『ここに何か食べ物がありますか』と言われた。それで、焼いた魚を一切れ差し上げると、イエスは、彼らの前で、それを取って召し上がった」(ルカ24:36~43)

 

(4)イエスは、墓の中で息を吹き返した。

①18世紀になってから考えられた説である。

②物理的に不可能である。

*布にくるまれた状態にあった。

*墓の内部から墓石を転がすのは難しい。

③これでは、栄光のイエスが現れたとはとても言えない。

④もし息を吹き返したとするなら、その後イエスはどこへ行ったのか。

 

(5)事実、復活した。

①弟子たちの証言によって判断するしか方法はない。

②弟子たちは、証人として十分に信頼できる人格を備えている。

③弟子たちの変化は、復活が事実であることを示している。

④この証言のために、彼らは殉教の死を遂げて行った。

「ペテロとヨハネは彼らに答えて言った。『神に聞き従うより、あなたがたに聞き従うほうが、神の前に正しいかどうか、判断してください。私たちは、自分の見たこと、また聞いたことを、話さないわけにはいきません』」(使4:19~20)

 

 

3.復活の結果

 

(1)イエスの信頼性が証明された。

①イエスは、人であり神である。

 

(2)福音の信頼性が証明された。

福音の3要素は、死、埋葬、復活である。

②罪の赦しが確認された。

③もし復活がないなら、私たちの信仰はむなしい。

 

(3)復活後のイエスの働きが可能になった。

①イエスは大祭司、仲介者、教会の頭である。

 

(4)弟子たちに権威と聖霊と命令が与えられた。

 

(5)復活の体が初めて登場した。

①それまでの復活は、厳密には蘇生であった。

②復活の体は、地上での体との連続性があった。

③しかし、新しい要素も持っていた。

 

(6)信者の復活の初穂となった。

①後に続くものがあるから、「初穂」と言う。

 

(7)キリスト教と他の宗教の違いが明らかになった。

①創始者が、今も生きていて、救いの計画を完成へと導いておられるということ。

「イエス・キリストは、きのうもきょうも、いつまでも、同じです」(へブ13:8)

 

 

まとめ

 

 以下の質問に答えましょう。

(1)なぜ復活が事実かどうかが、そんなに重要なのでしょうか。

 

(2)復活と蘇生の違いは何でしょうか。

 

(3)あなたの考えでは、復活が事実であると信じられる理由は何ですか。

 

(4)復活は、あなたにとって個人的にどんな意味がありますか。

祈ってみよう!

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