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今日の聖書の言葉

第3課「イエス・キリストとの出会い」(後半)

「あなたがたは、わたしをだれだと言いますか」(マタイ 16:15)

イエス・キリストほど、世界の歴史に影響を与えた人物はいません。しかし、イエス・キリストほど、正しく理解されていない人物もいません。(セッション後半)

スピーカー:中川健一

聖書箇所:マタイ 16:15

収録日:20080827

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5. 弟子たちの証言

(1)キリストは、その生涯において、一度も罪を犯したことがありませんでした。
 キリストと3年間寝食を共にしたペテロは、こう証言していますが、これは普通の人間から見れば、驚くべき発言です。


「キリストは罪を犯したことがなく、その口に何の偽りも見いだされませんでした。ののしられても、ののしり返さず、苦しめられても、おどすことをせず、正しくさばかれる方にお任せになりました」 (Ⅰペテロ2:22,23)

(2)キリストは、人のいのちは全世界よりも重いとされました。
 人々は、キリストの教えのすばらしさに、特に、人間への深い愛といつくしみの心に感動しました。この方は、人のいのちを全世界よりも重いとされ(マタイ16:26a)、どんな罪人を扱う場合でも、決してその人を辱めるようなことはなさいませんでした。

(3)キリストは、その生涯において、多くの奇跡を行われました。
 キリストが神の子であることの証拠の一つは、奇跡です。
 この方は、悪霊を追い出し、病をいやし、死者をよみがえらせ、自然界を支配なさいました。証明もなしに無神論の前提に立ち、すべての奇跡を否定する人にとっては、キリストの奇跡は不可解なものに思えるかもしれませんが、すべての資料を中立な立場で調べる人にとっては、奇跡こそキリストを信じる有力な証拠となります。

(4)キリストは、十字架の死に至るまで愛を実行されました。
 キリストは、人間の思いをはるかに超えた愛を具体的に示してくださいましたが、これこそ神の愛にほかなりません。十字架上で祈られたあの祈りは、人間にはとうてい祈ることのできないものです。

「そのとき、イエスはこう言われた。『父よ。彼らをお赦しください。彼らは、何をしているのか自分でわからないのです』。彼らは、くじを引いて、イエスの着物を分けた」 (ルカ23:34)

「神はそのひとり子を世に遣わし、その方によって私たちに、いのちを得させてくださいました。ここに、神の愛が私たちに示されたのです。私たちが神を愛したのではなく、神が私たちを愛し、私たちの罪のために、なだめの供え物としての御子を遣わされました。ここに愛があるのです」 (Ⅰヨハネ4:9,10)

(5)キリストは、よみがえられました。
 あの臆病な弟子たちが、瞬間的に大胆な伝道者の群れへと変えられていったのは、キリストが復活したからです。イスラエル民族の独立が出エジプトという歴史的事実の上に乗っているように、キリスト教会の誕生もキリストの復活という歴史的事実の上に乗っています。復活の事実を認めないで、他の方法で教会の誕生を説明しようとすることは不可能です(Ⅰコリント15 章参照)。

 

6. 歴史的事実による証言

(1)今まで臆病だった弟子たちが、一瞬のうちに変えられました。
「ペテロとヨハネは彼らに答えて言った。『神に聞き従うより、あなたがたに聞き従うほうが、神の前に正しいかどうか、判断してください。私たちは、自分の見たこと、また聞いたことを、話さないわけにはいきません』」 (使徒4:19,20)

(2)教会が誕生しました。
 教会が誕生したのは、ペンテコステの日でした(使徒2章)。復活したイエスが昇天し、信徒たちの上に聖霊(父の約束)を注いだ結果、教会が誕生しました。

 

7. 世界四大宗教の創始者のうち、キリスト以外の3人は、墓の中に葬られたままで、よみがえりませんでした。

ユダヤ教 ………… アブラハム(墓はヘブロンにある)
イスラム教 ……… マホメット(墓はサウジアラビアのメディナにある)
仏教 ……………… 釈迦(骨と灰は8万もの寺院に配られた)

 

8. キリストは、 今も生きていて、人々を救うことができます。

「イエス・キリストは、きのうもきょうも、いつまでも、同じです」ヘブル13:8)

 

9. 今も多くの人々が、キリストを通して永遠のいのちを自分のものとしています。

「見よ。わたしは、戸の外に立ってたたく。だれでも、わたしの声を聞いて戸をあけるなら、わたしは、彼のところに入って、彼とともに食事をし、彼もわたしとともに食事をする」 (黙示3:20)

祈ってみよう!

イエス・キリストを心に受け入れるにはどうしたらいい?

今、聖書に書かれている神の救いを、自分のものとして受け取りたいと思いますか?受け取る方法は簡単です!
神様がただ一つの救いの方法として示しておられる、イエス・キリストを心に迎える祈りをしてみましょう。あなたが良い人間である必要も、あなたが頑張り屋である必要もありません。祈り方はボタンをクリック!