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今日の聖書の言葉

クリスマスに観たい『人類の歴史の大改造』 ビフォー・アフタ—

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静かなベツレヘムの夜、羊飼い達の前に天使が現れて・・・。クリスマスの時期になるとよく紹介される、聖書の名場面ですね。イエス・キリストの誕生と死・復活は、神による人類の歴史の大改造だったのですが、その知らせを一番に受け取ったのが、貧しい羊飼いだったという所に、聖書の魅力が感じられます。キリストの誕生以前と以降、そのビフォー・アフターをみてみましょう。

 

スピーカー:中川健一

聖書箇所:ルカの福音書 2:8~16

収録日:20121223

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本当のクリスマス
ルカ2:8〜16

 さて、この土地に、羊飼いたちが、野宿で夜番をしながら羊の群れを見守っていた。
 すると、主の使いが彼らのところに来て、主の栄光が回りを照らしたので、彼らはひどく恐れた。
御使いは彼らに言った。「恐れることはありません。今、私はこの民全体のためのすばらしい喜びを知らせに来たのです。きょうダビデの町で、あなたがたのために、救い主がお生まれになりました。この方こそ主キリストです。あなたがたは、布にくるまって飼葉おけに寝ておられるみどりごを見つけます。これが、あなたがたのためのしるしです」
すると、たちまち、その御使いといっしょに、多くの天の軍勢が現れて、神を賛美して言った。「いと高き所に、栄光が、神にあるように。地の上に、平和が、御心にかなう人々にあるように」
御使いたちが彼らを離れて天に帰ったとき、羊飼いたちは互いに話し合った。「さあ、ベツレヘムに行って、主が私たちに知らせてくださったこの出来事を見て来よう」。そして急いで行って、マリヤとヨセフと、飼葉おけに寝ておられるみどりごとを捜し当てた。

イントロダクション
  (1)「大改造!!劇的ビフォーアフター」朝日放送
    ①「なんということでしょう」
    ②匠の技が主役である。

  (2)人類の歴史の大改造が、この夜、起こった。
    ①それは、大改造ではなく、再創造である。
    ②静かな夜に、人知れずに起こった。
    ③注目したのは、少数の人たちだった。
    ④しかし、この出来事は、世界史を2分するほどの大事件であった。

  (3)ビフォア―からアフターへ
    ①恐れから喜びへ
    ②不安から平安
    ③暗やみから光へ

なぜ、「ビフォーアフタター」が可能になったのか。

Ⅰ.神が赤子となられた。
  (例話)渡り鳥を家に入れようとする男の話。

  1.その夜、シャカイナグローリーが輝いた。
    (1)ユダヤ人たちには、よく知られていた現象である。
      ①神の臨在にともなう栄光の光である。

  2.羊飼いたちは、恐れた。
    (1)ユダヤ人としては、当然の反応である。
      ①堕落したアダムの時以来、私たちは「光」を恐れている。

(2)それ以外の恐れ
  ①私たちは、過去を振り返り、恐れを抱いている。
  ②私たちは、現在の生活に恐れを抱いている。
  ③私たちは、将来、特に、死に対して恐れを抱いている。
  (例話)母親の口癖 「もうすぐ死ぬな」

  3.天使は、「恐れるな」と言った。
    (1)赤子を恐れる人はいない。
      ①神の子が、王や裁き主としてではなく、赤子として来てくださった。
      ②それゆえ、私たちは恐れなく近づくことができる。

    (2)私は、招かれている、見られているという意識が、信仰に進むための前提である。

Ⅱ.旧約聖書の預言が成就した。

  1.ダビデの町で誕生した。
    (1)ダビデの町とは、ベツレヘムのことである。
      ①救い主は、ベツレヘムで誕生するという預言があった(ミカ5:2)。
      ②この赤子は、預言の成就として誕生した。

  2.赤子は、3つの名で呼ばれている。
  
    (1)「救い主」
      ①私たちを、罪と死から救うお方。
      ②イエス(イェシュア)とは、「主は救い」という意味である。
      ③赤子が救い主とは、なんというアンバランスか。

    (2)「メシア」
      ①ギリシア語では、「キリスト」である。
      ②「油注がれた者」という意味である。
      ③神から派遣された「救い主」という意味である。

    (3)「主」
      ①「キュリオス」というギリシア語である。
      ②ユダヤ人たちは、この言葉を、「神」と同義語として使用した。

  3.「しるし」が与えられた。
  「あなたがたは、布にくるまって飼葉おけに寝ておられるみどりごを見つけます。これが、
あなたがたのためのしるしです」

  (1)飼い葉おけに寝ている。
    ①家畜を囲っておく洞窟の中であることが分かる。
  
  (2)布にくるまっている。
    ①これは、死体をくるむ布である。
    ②この赤子は、誕生の時から、死の影を負っていた。

  (3)その付近の地形を知り尽くしている羊飼いたちには、有効な「しるし」である。

Ⅲ.羊飼いたちは、招きに応答した。
  1.きょうの話で、最も重要なポイントである。
  
    (1)すべての人が招かれているが、すべての人が救われるわけではない。
      ①エルサレムにいた律法学者たちは、行動を起こさなかった。
      
    (2)羊飼いたちは、応答した。
      ①恐れから喜びへの変化を経験した。

  (例話)「カバの郵便配達人」のジョセフ・小沢氏が見た夢

  2.イエスの自己犠牲の愛
    (1)十字架が最終ゴールであった。
    (2)復活は、十字架の贖いが有効であったことを証明する。

  (例話)羊飼いの野での体験

結論:本当のクリスマスとは、イエスを救い主として受け入れ、再創造を体験することである。

祈ってみよう!

イエス・キリストを心に受け入れるにはどうしたらいい?

今、聖書に書かれている神の救いを、自分のものとして受け取りたいと思いますか?受け取る方法は簡単です!
神様がただ一つの救いの方法として示しておられる、イエス・キリストを心に迎える祈りをしてみましょう。あなたが良い人間である必要も、あなたが頑張り屋である必要もありません。祈り方はボタンをクリック!