2026
07.17
Q.507 それは悪霊の働きですか。
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Q.質問
クリスチャンの友人が時々、職場の同僚のことを、「〇〇は悪に流される悪霊、△△は愛のない人間と、神から言われた」などと言います。その友人の言葉をそのまま受け止めて良いのでしょうか。
A.回答
そのご友人の言葉は、そのまま「神からのことば」として受け止めるべきではありません。慎重に吟味する必要があります。理由を3つ申し上げます。
1.人の心を断定することは、聖書的には慎重であるべきです。
(1)「〇〇は悪霊だ」「神からそう言われた」という表現は、非常に強い断定です。
(2)聖書は、「人はうわべを見るが、【主】は心を見る」(1サム16:7)と教えています。
(3)もちろん、イエスや使徒たちには悪霊を見抜く力がありました。
(4)しかし、それは神から特別に与えられた権威と啓示によるものでした。
(5)「神から示された」内容は、聖書によって吟味する必要があります(1テサ5:21)。
2.悪霊の働きと、人間の罪深さとは区別すべきです。
(1)聖書は、悪霊が人を誘惑することを認めています。
(2)しかし同時に、人は生まれながら罪の性質を持っています。
(3)利己心、怒り、冷淡さなどは必ずしも悪霊の直接的な働きによるものではありません。
(4)あらゆる問題を悪霊のせいにする人もいます。
(5)しかし、聖書はそこまで単純には教えていません。
3.強いストレスを受けると、霊的な解釈に偏ることがあります。
(1)ご友人は、職場で大きなストレスを抱えておられる可能性があります。
(2)そのような状況では、「悪霊が働いている」と考えることが逃れの道になります。
(3)しかし、ストレスが大きい時ほど、自分の判断を慎重に吟味する必要があります。
(4)「すべての霊を信じてはいけません。その霊が神からのものかどうか、吟味しなさい」(1ヨハ4:1)
「これはその人の解釈かもしれない」と受け止めるのがよいでしょう。



