2025
10.03
Q.467 イエス・キリストって、どんな人?
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イエス・キリストって、どんな人?
伝説か歴史か?
(1)イエス・キリストは、世界で最も有名な人物の一人である。
(2)歴史は彼の誕生をもって「紀元前(B.C.)」と「紀元後(A.D.)」に二分された。
(3)私自身、イエス・キリストの歴史性を疑っていた。
(4)私の求道生活は、いわば「マイナスからのスタート」だった。
(5)イエス・キリストの存在を証明する証拠が、数多く残されていた。
聖書以外の証拠
(1)最大の証拠は聖書である。
(2)聖書以外の歴史文書にもイエスの記録が残されている。
①ローマ時代の歴史家タキトゥス(1世紀末)の証言
②ユダヤ人歴史家ヨセフス(1世紀)の証言
③ユダヤ教の経典タルムードの証言
*イエスに敵対したユダヤ人たちが、イエスの歴史性を認めている。
なぜ有名になったのか?
(1)彼の教えは、今もなお世界中で語り継がれている。
①キリスト教は世界最大の宗教であり、約25億人の信者がいる。
②「自分の敵を愛し、自分を迫害する者のために祈りなさい」(マタイ5:44)。
③「わたしが道であり、真理であり、いのちなのです」(ヨハネ14:6)。
(2)旧約聖書の預言の成就として来た。
①ノーマン・ガイスラー(Norman Geisler)博士
『ベイカー版キリスト教護教学百科事典』
「300以上のメシア預言がイエスにおいて成就した。」
(3)罪人の罪の代価を支払うために、十字架についた。
①イエスは、自ら進んで十字架の道を歩み、私たちの罪のために死なれた。
②大学3年の春休みに、「十字架上の祈り」の説教を聞いた。
「父よ、彼らをお赦しください。彼らは、自分が何をしているのかが分かっていないのです」(ルカ23:34)
③50年以上経ったが、信じたことを後悔したことは一度もない。
(4)3日目に復活した。
①弟子たち以外に500人以上の人々が復活のイエスに出会った(1コリント15:6)。
②弟子たちは、命の危険を冒しながら、罪の赦しと復活の希望を伝え始めた。
③そのグッドニュースが、2000年後の私たちにまで伝えられてきた。
これから起こること:再臨とは何か?
(1)イエス・キリストは、「もう一度来る」と約束された。
(2)「キリストの再臨」は、単なる希望ではなく、終末時代に確実に起こる出来事。
(3)再臨は、信じる者には祝福であり、信じない者には悲劇である。
「すべて疲れた人、重荷を負っている人はわたしのもとに来なさい。わたしがあなたがたを休ませてあげます」(マタイ11:28)
「天の父なる神さま、今まで私は、イエス・キリストについて無関心でした。この方が私の救い主であるなら、もっと深く知りたいです。私の心に求道心と信仰を与えてください。イエス・キリストの御名によって祈ります。アーメン」