2023

11.17

Q.369 クリスチャンでも病気になりますか。

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Q.質問

Q:中川牧師のコロナ感染動画を拝見しました。聖書に精通し、祈りを人一倍されている方が、なぜコロナに感染したのでしょうか。神やキリストに守られているはずなのになぜ、という強い疑問を持ちました。

A.回答

A:はじめに

もし、信仰があればコロナに感染しないと思っている人がいるなら、その人は間違っています。質問者の方は、最近のガザ情勢がきっかけで、聖書に興味を持ち始めたようです。そのことを前提に、いつものように3つ申し上げます。

1番目に、アダムの堕落によって自然界が呪われました。

(1)聖書は、唯一絶対の神が存在すると教えています。

(2)「はじめに神が天と地を創造された」(創1:1)

(3)人間は「神のかたち」に創造されました。

(4)アダムは自由意志を悪用し、自らが神になろうとしました。

(5)その結果、被造世界は呪われ、世界に死が入ってきました。

2番目に、人間は原罪を持って生まれてくるようになりました。

(1)原罪とは、罪の性質です。

(2)アダムの罪の性質が、両親を通して、すべての人に引き継がれています。

(3)アダムは、人類の代表として罪を犯しました。

(4)それゆえ、アダムの堕落は、全人類に影響を及ぼしました。

(5)神は、救い主を通して救いの道を用意されました。

3番目に、人間が経験する救いは、プロセスです。

(1)イエス・キリストを救い主と信じる人は、神の怒りから解放されます。

(2)このことを「義認」といいます。

(3)クリスチャンは、神から無罪宣言を受けました。

(4)クリスチャン生活のゴールは、キリストのように内面が完成することです。

(5)内面の成長を「聖化」といいます。

(6)クリスチャンの救いは、未完です。

(7)クリスチャンでも病気になったり、死んだりするのは、そのためです。

(8)神は、さまざまな試練を通して、クリスチャンを訓練されます。

(9)救いの完成は、死後、復活のからだが与えられたときに実現します。

クリスチャンは、今聖化の途上にあります。