聖書入門.com > 3分でわかる聖書 > 死んだらどこに行くのか。(2)

2022

07.25

Q.309 死んだらどこに行くのか。(2)

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Q.質問

Q:死後のいのちはあるのでしょうか。もしあるとしたら、私はどこに行くのでしょうか。

A.回答

A:はじめに

191回目の「3分でわかる!聖書」で概略を解説していますが、今回は、より詳しくお話しします。①死後の世界についてのさまざまな見解、②信者の運命、③不信者の運命。

信者の運命について、いつものように3つ申し上げます。

1番目に、信者の魂は、死ぬとただちに天に挙げられます。

(1)信者は、イエス・キリストを通して神との平和を持っています。

(2)それゆえ、天に挙げられるのです。

(3)天はパラダイスとも呼ばれます。そこには、イエス・キリストがおられます。

(4)信者にとって死は、「肉体を離れて、主のみもとにいる」(2コリ5:8)ことです。

(5)携挙の直後に、キリストの御座の裁きを行われます。

(6)これは、罪の裁きではなく、信者に報奨を与えるための裁きです。

2番目に、携挙の時に、信者は栄光の体を持つようになります。

 (1)携挙とは、教会が天に挙げられることです。

 (2)すでに死んでいる人は栄光の体に復活します。

 (3)生きている人は、生きたまま天に挙げられます。

 (4)復活とは、体と分離した信者の魂が、栄光の体と合体することです。

 (5)復活した信者は、再臨のキリストが設立する千年王国で住むようになります。

 (6)信者の復活を第一の復活と言いますが、その初穗はキリストの復活です。

3番目に、千年王国の後、信者は「新しい天と新しい地」で永遠に住まうようになります。

 (1)千年王国が終わると、永遠の秩序が到来します。

 (2)その様子を描写しているのが、黙示録21章と22章です。

 (3)信者は、自分に与えられた復活の体をもって、永遠の世界で住むことになります。

 (4)イエス・キリストを信じた者が向うゴールは、「新しい天と新しい地」です。

 (5)不信者は、それとは別のゴールに向っています。

参考になる聖句

 「また私は、新しい天と新しい地を見た。以前の天と以前の地は過ぎ去り、もはや海もない」(黙示録21:1)

 信者が向うゴールは、「新しい天と新しい地」です。