えっ、UFO?! と思いましたが、言い換えるなら地球外生命体が存在するか、というご質問です。創世記1章には神が宇宙を創造される場面が登場しますが、一番最初は地球で、太陽や月や星はそのあと。とっても興味深いですよね、さっそく解説をご覧ください。
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Q. 質問
Q:最近テレビでUFOの報道がありますが、聖書的にはUFOや地球外生命体については、どのように捉えるべきでしょうか。
A. 回答
A:UF0は存在しないということを証明することはできません。これは、「悪魔の証明」と呼ばれるものです。これを証明するためには、宇宙の端から端まで調べ、地球外生命はいないということを確認しなければならないからです。私の場合は、聖書の教えに基づいて、UFOや地球外生命は存在しないと信じています。このテーマに関して、いつものように3つ申し上げます。
1番目に、創世記1章によれば、地球や人間は、特別な存在として創造されました。
創造の順番は、地球が最初で、太陽や月や星はその後です。さらに、人間は被造物の冠として「神のかたち」に創造されました。創1:31にはこうあります。「神はご自分が造ったすべてのものを見られた。見よ、それは非常に良かった」。創世記1章には、地球外生命の存在を示唆する要素が全くありません。
2番目に、アダムの罪は被造世界に呪いをもたらしました。
アダムが罪を犯したために、この世界に死が入って来ました。人間だけが道徳的存在で、それ以外の生命体は道徳的存在ではありませんが、それでも動物界はアダムの罪の影響を受けました。さらに、被造世界全体が呪いの下に置かれました。被造世界というのは、地球だけでなく全宇宙を含みます。
イエス・キリストは、人間の罪を赦すために十字架で死んでくださいました。そして、罪の呪いをすべて取り除くために、再臨されます。
もし地球外生命が存在すると仮定すると、彼らもまたアダムの罪の呪いを受けているということになります。これは、不条理です。神が責任のない者を罰していることになるからです。さらに、2ペテ3:12は、やがて被造世界は「焼け溶けてしまう」と預言しています。もし地球外生命が存在するなら、これもまた不条理な裁きになります。
3番目に、UFOの目撃情報を説明する方法があります。
UFOの目撃情報を分類すると、少なくとも4つの種類があると思います。①嘘をついている。②幻覚である。③なんらかの自然現象によりUFOが存在するように見えた。④霊的現象である。
最後の可能性は、非常に高いと思われます。その場合は、悪魔がそれを仕組んでいるということです。地球外生命の存在を信じ始めると、全人類のために一度だけ死なれたキリストの贖いの業が、軽視されるようになります。悪魔はそれを狙っているのです。
参考になる聖句
「そのようにして、神の日が来るのを待ち望み、到来を早めなければなりません。その日の到来によって、天は燃え崩れ、天の万象は焼け溶けてしまいます」 (第二ペテロ3:12)
聖書は、地球外生命の存在を認めていません。