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今日の聖書の言葉

2018

01.23

Q.155 信仰とはなんですか。

聖書の言葉にすごく感動したけれど、果たしてこれが信仰ってものなの?信仰があるって、どんな気持ち? そもそも信仰って何?? これまで信仰を持ったことがなければ、確かにそんな疑問も出てきますよね。多くの方の役に立つ、良い質問をありがとうございます。さっそく動画をご覧ください。

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Q. 質問

Q:初歩的な質問ですみませんが、信仰とはなんですか。それが分からないので、聖書を読んでいてもすっきりしません。よろしくお願いします。


A. 回答

A:この質問は、最も重要なものです。信仰について、いつものように3つ申し上げます。


1番目に、信仰とは、唯一の神への信頼のことです。

私たちは、自然界を通し、良心を通し、また、啓示された神のことばを通して、神が存在しておられることと、そのお方が唯一の神であることを知ります。信仰とは、その唯一の神を信頼することです。また、神が約束されたことはすべて成就すると確信することです。(に信仰の定義が書かれています。「信仰は望んでいる事がらを保証し、目に見えないものを確信させるものです」。この定義によれば、信仰は、まだ証明されていないがゆえに成立するものです。「証明してくれたら信じる」というのは、言葉の矛盾です。


2番目に、信仰は神からの贈り物です。

信仰は、人間の努力や知的探求によって得られるものではなく、神からのギフトです。エペソ2:8~9がそれを教えています。「あなたがたは、恵みのゆえに、信仰によって救われたのです。それは、自分自身から出たことではなく、神からの賜物です。行いによるのではありません。だれも誇ることのないためです」。イエス・キリストの福音を信じた人は、その信仰が自分から生まれたものではなく、神からの賜物であることが分かるようになります。


3番目に、信仰は神に属する者とそうでない者を分ける証拠です。

 神の存在を信じただけでは救われているとは言えません。信仰とは、神が愛なるお方であり、義なるお方であることを信じることです。ヘブル11:6にはこうあります。「信仰がなくては、神に喜ばれることはできません。神に近づく者は、神がおられることと、神を求める者には報いてくださる方であることとを、信じなければならないのです」。神は、ご自分に属する者とそうでない者をご存じです。イエス・キリストの福音を信じた者は、神に喜ばれています。


参考になる聖句

「信仰は望んでいる事がらを保証し、目に見えないものを確信させるものです」(ヘブ11:1)


信仰とは、唯一の神への信頼のことです。