2016
07.19
Q.97 ドラゴンは悪魔の象徴ですか。
ドラゴン(竜)は、昔から様々な文化圏で神話などに登場し、現代でもゲームや映画で頻繁に見られますね。さてこのドラゴン、なんと聖書にも、ある書にだけ出てくるのだそうです。ということは、ドラゴンは実在する生き物なのでしょうか。さっそく見てみましょう。
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Q. 質問
Q:ドラゴンは、聖書ではサタンの象徴ですか。
A. 回答
A:その通りです。そのことをもう少し詳しく説明しましょう。いつものように、3つ申し上げます。1.竜(ドラゴン)という言葉は、新約聖書では、ヨハネの黙示録だけに出て来ます。
(1)黙示録12章、13章、16章、そして20章です。
(2)特に重要なのが、黙20:2です。
「彼(天使)は、悪魔でありサタンである竜、あの古い蛇を捕らえ、これを千年の間縛って、」
2.サタンに関して、4種類の言葉が出て来ます。
(1)竜(ドラコン)
(2)蛇(オフィス)
(3)悪魔(ディアボロス)
①糾弾する者という意味
(4)サタン(サタナス)
①同じく糾弾する者という意味
3.聖書は、竜が実際に存在すると教えているのではありません。
(1)聖書は、サタンを火を噴く巨獣にたとえているのです。
(2)竜に関する神話が、多くの文化圏で見出されます。
(3)創造科学の研究者たちは、人類と恐竜が同時代に住んでいたと主張します。
(4)恐らく、恐竜との接触が、竜という想像上の獣を生み出したのでしょう。
(5)竜について考えるよりも、サタンの特徴を理解する方が大切です。
①サタンは、竜のように力がある。
②サタンは、蛇のように狡猾である。
③サタンは、偽りをもって聖徒たちを糾弾する悪魔である。
(6)神はサタンを滅ぼされます。
参考になる聖句
「そして、彼らを惑わした悪魔は火と硫黄との池に投げ込まれた。そこは獣も、にせ預言者もいる所で、彼らは永遠に昼も夜も苦しみを受ける」(黙20:10)
竜は存在しないが、悪魔は存在します。
もっと詳しく知りたい方は
そして、彼らを惑わした悪魔は火と硫黄との池に投げ込まれた。そこは獣も、にせ預言者もいる所で、彼らは永遠に昼も夜も苦しみを受ける(黙20:10)