聖書には、はっきりと天国も地獄もあると書いてあるのですが、「どこ」と聞かれると・・・? 編集Mは、死後の世界のことを「あの世」と言うように、天国もやっぱり、この世のものではないという程度の考えしかありませんでした。今回も、中川健一牧師が聖書に書かれた内容をもとにお答えします。それにしても、「神は常に私たちとともにおられ、どこか遠くにおられるのではない」というところ、聞いただけでワクワクしませんか。
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Q. 質問
Q:ある友人に「天国はどこにあるのですか」と聞かれました。私は空を指して天ということもできず、まことの神様がおられるところですと答えました。明確にご説明くだされば嬉しいです。
A. 回答
A:「天国はまことの神様がおられるところです」という回答は、素晴らしいです。そのことをもう少し詳しく説明します。
いつものように3つ申し上げます。1.天国は、「第3の天」、「パラダイス」などと呼ばれます。
(1)パウロは、自分が生きたままでそこに上げられたと書いています。
(2)2コリ12:1~4
(3)従って、天国は実際に存在する場所だということが分かります。
(4)しかし、地図を見るように天国の存在場所を見ることはできません。
2.天国は、多次元の場所に存在します。
(1)空を指さして「あそこに天国がある」と言えない理由は、宇宙空間のどこかに天国があるとは思えないからです。
(2)聖書は、神は常に私たちとともにおられると約束しています。
(3)また、神に近づきなさいと勧めています。
(4)もし神が、私たちが生存する時間と空間の中に存在しているなら、神はどこか遠くにいることになります。
(5)以上のことから、神は私たちが認識できない多次元の世界におられ、天国もそこに存在すると言えるのです。
3.天国の場所を詮索するよりも、そこに入る方法を考える方が重要です。
(1)地獄とは、神と切り離された場所です。
(2)天国とは、神とともに住まう場所です。
(3)そこには、永遠の喜びが待っています。
(4)聖書は、イエス・キリストを信じる信仰によって、天国に行けると約束しています。
参考になる聖句
「イエスは、彼に言われた。『まことに、あなたに告げます。あなたはきょう、わたしとともにパラダイスにいます』」 (ルカ23:43)
天国とは、神がおられる場所であり、多次元の世界に存在します。
もっと詳しく知りたい方は
イエスは、彼に言われた。『まことに、あなたに告げます。あなたはきょう、わたしとともにパラダイスにいます』(ルカ23:43)
▼聖書が教える死後の世界についての記事です。
からだを殺しても、たましいを殺せない人たちなどを恐れてはなりません。
▼こちらは無料教材ではなく、難易度も高めの上級者向き教材ですが、天国や地獄について聖書がなんと教えているか、詳しく知りたい方におすすめです。