2026
11.06
Q.523 キリスト教は西洋の宗教ですか。
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Q.質問
キリスト教は西洋の宗教ではないですか。
A.回答
いつものように3つ申し上げます。
1.キリスト教のルーツは、西洋ではなくイスラエルにあります。
(1)イエス・キリストは、ユダヤ人として誕生されました(マタ1:1)。
(2)12使徒も、初代教会の信者たちもユダヤ人でした。
(3)旧約聖書も新約聖書も、基本的にはユダヤ的背景の中で書かれています。
(4)キリスト教はヨーロッパからではなく、エルサレムから始まった信仰です。
(5)したがって、聖書を正しく理解するためには、ユダヤ的背景を知ることが重要です。
2.キリスト教が西洋の宗教に見えるのは、歴史的な理由があります。
(1)福音はエルサレムから始まり、ユダヤとサマリアを経て、異邦人世界へと広がりました(使1:8)。
(2)教会の中心はユダヤ人から異邦人へ、さらにヨーロッパ世界へと移っていきました。
(3)ヨーロッパでは、キリスト教が文化、思想、芸術、政治などに大きな影響を与えました。
(4)日本には主としてヨーロッパや北米を経由してキリスト教が伝えられました。
(5)そのため日本人には、「キリスト教=西洋の宗教」という印象が生まれたのです。
3.キリスト教は、西洋の宗教ではなく、すべての民族のための福音です。
(1)神がアブラハムを選ばれた目的の一つは、「地のすべての部族」が祝福を受けることでした(創12:3)。
(2)復活したイエスは、弟子たちに「あらゆる国の人々を弟子としなさい」と命じられました(マタ28:19)。
(3)福音はユダヤ人から始まりましたが、ユダヤ人だけのものでも、西洋人だけのものでもありません。
(4)黙示録には、「あらゆる国民、部族、民族、言語」の人々が神を礼拝する姿が描かれています(黙7:9)。
(5)キリスト教は、特定の民族文化に属する宗教ではなく、すべての人に向けられた神の救いの計画です。
福音は、エルサレムから始まり、ユダヤ、サマリアを経て全世界に広がりました。



