2026
08.07
Q.510 ガンはサタンの仕業でしょうか。
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Q.質問
ガンという病は完全な治療方法がなく現在も多くの人を苦しめています。聖書にはガンについての記述はあるのでしょうか。ガンは、サタンの仕業でしょうか。
A.回答
この質問は、多くの方が抱く疑問です。
1.ガンという病名は、聖書には登場しません。
(1)しかし、聖書にはさまざまな病気が記されています。
ツァラアト(レビ13~14章)、熱病(申28:22)、腫物(出9:9、申28:27)、
中風、出血の病、目の病、足の病(2歴16:12)など。
(2)当時は、病名ではなく症状によって病気が記されていました。
(3)そのため、「がん」が存在しなかったということではありません。
2.病気の根本原因は、人類の堕落にあります。
(1)聖書は、病気の究極的な原因を、人類の罪による堕落に求めています。
(2)神は創造の初め、「非常によかった」(創1:31)世界を造られました。
(3)しかし、アダムの罪によって罪と死が世界に入りました。
「こういうわけで、ちょうど一人の人によって罪が世界に入り、罪によって死が入り、こうして、すべての人が罪を犯したので、死がすべての人に広がったのと同様に── 」(ロマ5:12)
(4)その結果、老化、病気、災害、死が人類の現実となりました。
(5)つまり、ガンもまた、堕落した世界に存在する数多くの病気の一つです。
3.すべての病気をサタンの直接の働きと考えるべきではありません。
(1)聖書には、悪霊が病気に関係した例があります。
①18年間病に苦しんだ女性(ルカ13:16)
②悪霊によって口がきけなくなった人(マタ9:32~33)
(2)しかし、聖書はすべての病気を悪霊の働きとは教えていません。
(3)したがって、「ガンはサタンの仕業だ」と断定することは聖書的ではありません。
(4)すべての病気を直接サタンに結びつけるのは、聖書の教えを越えたことです。
(5)クリスチャンは、病気の原因について憶測するよりも、病む人を愛し、祈り、できる限りの医療を受けながら、最終的には復活の日に与えられる完全ないやしを期待して歩むべきです。
ガンはサタンの仕業だと断定するのは聖書的ではありません。



