聖書入門.com > 3分でわかる聖書 > 聖書は、家族についてなんと教えていますか(2)。

2021

07.26

Q.297 聖書は、家族についてなんと教えていますか(2)。

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Q.質問

Q:最近、家族制度が崩壊しつつあるように感じます。自分なりの考え方を持つために、聖書が家族制度についてなんと教えているか、知りたいです。よろしくお願いします。

A.回答

A:はじめに

(1)内容が豊富なので、3回に分けてお答えしています。

 ①家族制度の実際的意味(旧約聖書の教え)

 ②家族制度の実際的意味(新約聖書の教え)

 ③家族制度の神学的意味

(2)今回は、②家族制度の実際的意味(新約聖書の教え)を取り上げます。

1番目に、イエスは創世記1章を基に、結婚は創造の秩序の中心であると指摘された。

(1)創世記1章28節、2章24節が、そう教えていました。

(2)イエスは、マタイ19章6節でこう言われました。

「ですから、彼らはもはやふたりではなく一体なのです。そういうわけで、神が結び合わせたものを人が引き離してはなりません」

(3)またイエスは、安易に離婚することを厳しく戒められました。

2番目に、家庭は、両親が子どもを養育する場です。

(1)パウロは、両親に従いなさいと子どもたちに教えています。

(2)と同時に、両親には子どもを養育する義務があると教えています。

(3)エペソ6章4節

 「父たちよ。自分の子どもたちを怒らせてはいけません。むしろ、主の教育と訓戒によって育てなさい」

3番目に、家庭は、最も重要な伝道の場となります。

(1)1コリント7章14節

「なぜなら、信者でない夫は妻によって聖なるものとされており、また、信者でない妻も信者である夫によって聖なるものとされているからです」

(2)妻が信者であるなら、夫は特別に祝福された状況に置かれています。

(3)妻の信仰によって夫が救われるということではありません。

(4)妻の信仰と行いは、夫に求道心を与える力となります。

参考になる聖句

「ですから、彼らはもはやふたりではなく一体なのです。そういうわけで、神が結び合わせたものを人が引き離してはなりません」 (マタイ19:6)

新約聖書も、家族の重要性を教えています。