熊本聖書フォーラム代表
清水 誠一
1955年生まれ。静岡県出身。
1981年熊本大院卒。
税理士事務所、日本IBMに勤務ののち、1995年より熊本市に在住、現職は会社役員。
20代で右翼思想から転向して、米国バプテスト教会宣教師より受洗。
30代でペンテコステ系神学に傾倒するも挫折、ガン病棟を経験。
40代は仕事に没頭、家庭崩壊と離婚の危機。
50代で聖書を読み直す。
2013年より熊本聖書フォーラム開始、現在に至る。
2014年7月ハーベスト聖書塾卒。
今日の聖書の言葉
紀元28年頃のイスラエル
イエス・キリスト
汚れた霊が人から出て行って、水のない地をさまよいながら休み場を捜しますが、見つかりません。そこで、『出て来た自分の家に帰ろう』と言って、帰って見ると、家はあいていて、掃除してきちんとかたづいていました。そこで、出かけて行って、自分よりも悪いほかの霊を七つ連れて来て、みな入り込んでそこに住み着くのです。そうなると、その人の後の状態は、初めよりもさらに悪くなります。邪悪なこの時代もまた、そういうことになるのです。(マタイ12:43〜45)
「邪悪なこの時代」というのは、何でしょうか。この話のちょっと前では、悪霊につかれて目が見えず、口もきけない人をイエスが癒しました。それをユダヤ教パリサイ派の指導者たちが、イエスの力は悪霊のかしら、悪魔(サタン)から来ていると非難しました。イエスを目の前で見ながら、イエスを通してなされた聖霊の働きを、悪魔によるものだと冒瀆したのです。イエスは、このような当時のユダヤ人たちの世代を「邪悪なこの時代」と呼んだのです。
この話では、「汚れた霊」と「それよりも悪いほかの七つの霊」が登場します。そのたとえによって、当時のユダヤ人たちの世代が、どういう状態であったか、その後どうなるかを、イエスは語っています。
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この結果、紀元70年、ローマ軍によってエルサレムと神殿は破壊され、ユダヤ人たちは世界に離散し、「その人の後の状態は、初めよりもさらに悪くなる」というイエスの預言が成就しました。
この記事の執筆者
熊本聖書フォーラム代表
清水 誠一
1955年生まれ。静岡県出身。
1981年熊本大院卒。
税理士事務所、日本IBMに勤務ののち、1995年より熊本市に在住、現職は会社役員。
20代で右翼思想から転向して、米国バプテスト教会宣教師より受洗。
30代でペンテコステ系神学に傾倒するも挫折、ガン病棟を経験。
40代は仕事に没頭、家庭崩壊と離婚の危機。
50代で聖書を読み直す。
2013年より熊本聖書フォーラム開始、現在に至る。
2014年7月ハーベスト聖書塾卒。