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それゆえ男はその父母を離れ、妻と結び合い、ふたりは一体となるのである。

紀元前1450~1410年頃

モーセ

神である【主】は、人から取ったあばら骨をひとりの女に造り上げ、その女を人のところに連れて来られた。人は言った。「これこそ、今や、私の骨からの骨、私の肉からの肉。これを女と名づけよう。これは男から取られたのだから。」それゆえ男はその父母を離れ、妻と結び合い、ふたりは一体となるのである。(創世記2:22〜24)

この聖句では、結婚について3つのことが教えられています。

第1に、結婚式は、親離れ式、子離れ式であること。つまり、経済的にも精神的にも自立することを確認する儀式です。

第2に、結婚した2人の間に、仲介者としての神が存在しているという事実です。ゆえに、神が一つにしたものを人が離してはいけません。

第3に、結婚とは、男女が長い時間をかけて一心同体になるということです。そもそも男と女は、平等ですが同じではありません。体の器官にそれぞれ役割があるように、男と女にもそれぞれの役割があります。

同じ信仰を持って歩める夫婦はとても幸せです。

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永山 太

この記事の執筆者

恵比寿聖書フォーラム代表

永山 太

有限会社NEXUS(ネクサス)代表取締役 社員教育研修 講師

1961年 奈良県にて生まれる 1986年 IBU四天王寺国際仏教大学 教育学科卒 2000年 得度・五重相伝 仏弟子となる 2007年 とある教会での論争をきっかけに聖書研究を始める 2008年 受洗 2011年 按手

大手旅行代理店入社後、健康食品会社、NPO団体を経て現在に。 元仏教徒のクリスチャンとして、聖書的世界観をベースとした、営業研修、 コミュニケーションセミナー、実践PDCA研修、イスラエル聖地旅行ガイド、 比較文化宗教セミナーなどを手がけている。

もっと詳しく知りたい方は

創造の初めから、神は、人を男と女に造られたのです。それゆえ、人はその父と母を離 れ、ふたりは一体となるのです。それで、もはやふたりではなく、ひとりなのです。こ ういうわけで、人は、神が結び合わせたものを引き離してはなりません。(マルコ10: 6〜9)