神は人をご自身のかたちとして創造された。
天地創造時の描写
モーセ
神は人をご自身のかたちとして創造された。神のかたちとして彼を創造し、男と女とに彼らを創造された。(創世記1:27)
ある新聞で、オーダーメードのフィギュアがヒットしているという記事を読みました。オーダーメードがヒットしている理由は、それが「世界で一つだけ」のフィギュアになるからだそうです。
結婚を記念して、タキシードとウエディングドレスを着た自分たちのフィギュアを作るカップルもいるそうです。ちなみに、価格のほうは、体長8.5センチの3頭身2体で、計2万3000円程度とのこと。この価格、高い? それとも安い?
私たち1人1人は、神さまによるオーダーメードの作品です。
(情報源:朝日新聞2010/02/08)
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神は、「さあ人を造ろう」と言われました。ここまでの創世記の記述は、「光よあれ」といった宣告でしたが、ここでは初めて「○○しよう」ということばになっています。これは、天地創造の6日間がクライマックスを迎えたことを示しています。「われわれ」という複数形の主語は、神が三位一体のお方であることを表しています。
「神のかたち」とはどのようなものでしょうか。「かたち」はヘブル語で「ツェレム」です。その意味は、偶像、彫像、似姿(幻で見る形)などです。人は、神に似せて作られた存在だということが、ここからわかります。決してサルから進化したわけではありません。
人は、どのような自己認識を持っているかによって生き方が決まります。あなたは神の作品です。自分には価値がない、と思う時、自分は「神のかたち」として造られているのだということを思い出してください。
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