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今日の聖書の言葉

2024

09.13

Q.412 守秘義務に違反した牧師への対応はどうすればいいですか。

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Q.質問

Q:牧師夫婦に自分の罪を告白したところ、牧師婦人がその事を教会員に話してしまいました。牧師夫婦には守秘義務があると聞いてましたので、非常にショックを受けました。守秘義務を守れないとどうなりますか。私は、どう赦していけばよいでしょうか。

A.回答

A:はじめに

悲しいことが起こりましたね。詳しい状況は分かりませんが、一般論として3つのことを申し上げます。

1番目に、牧師には守秘義務があります。

(1)牧師は、信徒や相談者から聞いた罪や悩みを、他人に漏らしてはなりません。

(2)この守秘義務は、牧師の配偶者や教会のスタッフにも適用されます。

(3)守秘義務は、牧師と信徒の信頼関係を維持するために必要です。

(4)さらに、教会の秩序と平和を守るためにも必要です。

(5)信徒が自傷行為や他者への危害を計画している場合は、例外です。

2番目に、守秘義務違反の影響は甚大です。

(1)牧師と信徒の信頼関係が破壊され、教会全体の信頼性に傷がつきます。

(2)告白した本人が精神的・感情的に傷つきます。

(3)噂が広がると、他の教会員にも悪影響を与える可能性があります。

(4)訴訟問題に発展する可能性もあります。

3番目に、クリスチャンとして取るべきステップがあります。

(1)自らの罪の赦しを確認しましょう。

  ①未信者の方は、イエス・キリストを受け入れましょう。

  ②信者の方は、神に罪を告白しましょう。

(2)相手の牧師に、謝罪を求めましょう。

  ①信頼できる方に同伴を依頼してもよいでしょう。

  ②自分が受けた傷について率直に話しましょう。

  ③相手が謝罪したなら、キリストの名によって赦しましょう。

  ④謝罪しないなら、教会全体(あるいは教団)に訴えるという方法もあります。

(3)今集っている教会が自分にとってふさわしいか吟味しましょう。

  ①安心できる教会に移ることは、悪いことではありません。

 守秘義務違反は、重大な過ちです。