2024
02.16
Q.382 飲酒は罪ですか。
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Q.質問
Q:クリスチャンになったら酒をやめなければならないと言われています。クリスチャンが飲酒をするのは、罪ですか。
A:はじめに
聖書は、クリスチャンの飲酒を禁じてはいません(ワイン、ビール、日本酒などのアルコール飲料)。ただし、飲酒について理解しておくべきことがいくつかあります。飲酒について、いつものように3つ申し上げます。
1番目に、飲酒を積極的に取り上げている聖書箇所がいくつもあります。
(1)「陽気にあなたのぶどう酒を飲め」(伝9:7)
(2)「ぶどう酒は人の心を喜ばせ パンは人の心を支えます」(詩104:15)
(3)主イエスは、カナの婚礼で水をぶどう酒に変えました。
(4)「これからは水ばかり飲まないで、胃のために、また、たびたび起こる病気のために、少量のぶどう酒を用いなさい」(1テモ5:23)
(5)汚染されている水よりは、ぶどう酒のほうが健康のために良い。
(6)当時のぶどう酒は、アルコール度が今のぶどう酒よりも低い。
2番目に、聖書が禁じているのは、酒におぼれることです。
(1)「また、ぶどう酒に酔ってはいけません。そこには放蕩があるからです。むしろ、御霊に満たされなさい」(エペ5:18)
(2)神の国を相続できない者の中に「酒におぼれる者」(1コリ6:10)が入っている。
(3)クリスチャンのからだは、聖霊の宮です。
(4)クリスチャンのからだは、神の栄光を表すためにあります。
3番目に、飲酒するかどうかは、各人の判断に委ねられています。
(1)自制しながら飲酒できるなら、神をたたえながら飲酒しましょう。
(2)飲酒しない人は、そのことのゆえに神をたたえましょう。
(3)自制心に確信が持てない人は、飲酒を控えましょう。
(4)隣人への配慮から、飲酒を控えるべき場合もあります。
飲酒するかどうかは、各人の信仰的な判断に委ねられています。