聖書入門.com > 3分でわかる聖書 > 習慣的罪を犯している人は、救われていないのですか。

2023

12.29

Q.375 習慣的罪を犯している人は、救われていないのですか。

テキストで読む

Q.質問

Q:私はクリスチャンですが、習慣的罪から抜け出すことができません。それは、私がまだ救われていないということでしょうか。

A.回答

A:はじめに

習慣的罪がなんであるか分かりませんが、ひとつ言えるのは、クリスチャンになってからでも、私たちは罪を犯すということです。この質問に関して、いつものように3つ申し上げます。

1番目に、福音を信じたなら、その人は救われています。

(1)「福音の三要素

  ①キリストは私の罪のために死なれた。

  ②死んで墓に葬られた。

  ③3日目によみがえられた。

(2)信じた瞬間、その人は新生し、聖霊がうちに与えられます。

(3)その人は、聖化の生活に入ります。

2番目に、クリスチャンが罪を犯しても、救いを失うことはありません。

(1)クリスチャンになってからでも、私たちは罪を犯します。

(2)パウロは、ロマ書7章で、信者になってからの罪との戦いについて書いています。

(3)罪を犯しても救いは失いませんが、神への交わりは破壊されます。

  ①習慣的罪を犯している人は、神との交わりが断絶しています。

(4)聖書は、神との交わりを回復する方法を教えています。

3番目に、神との交わりを回復する方法は、「罪の告白」です。

(1)罪の告白は、神との関係を回復するための唯一の方法です。

(2)ため込まないで、その都度告白すべきです。

(3)罪の告白を習慣的に実行するなら、罪を犯す回数が少なくなります。

(4)聖霊による聖化のプロセスが進むからです。

(5)ヨハネの手紙第一1章9節

「もし私たちが自分の罪を告白するなら、神は真実で正しい方ですから、その罪を赦し、 私たちをすべての不義からきよめてくださいます」

 習慣的罪から抜け出す方法は、すぐに罪を告白することです。