私たちの理念
Four creeds
世の中には様々な種類の宗教があります。初めてこのサイトを訪れた方にとっては、何を基準に本物と偽物を判断したら良いか、不安になるのではないでしょうか。そんなとき、必ずチェックしたいのは、その団体が何を信じているかという信仰基準と、理念です。
私たちは聖書を唯一の土台とする、プロテスタントのキリスト教福音団体です。信仰基準をご確認ください。
ライオンと巻物のマークで表す、4つの特徴
1.羊皮紙の巻物
これは、ハーベスト・タイムの聖書観を示しています。私たちは、「聖書は、誤りなき神のことばである」、「聖書の原典は、霊感を受けて書かれており、なんの誤りも含まない」と信じます。さらに、「聖書は、信仰と生活に関する唯一で最終的な権威である」と信じており、そこには、合理主義的解釈や実存主義的解釈が入り込む余地はありません。また、教会の伝統や解釈を聖書の上に置くような考え方もありません。
2.ヘブル語で書かれた創世記1章1節
これは、キリスト教はユダヤ的ルーツを持っていることを示しています。それゆえ、聖書研究においては、ユダヤ的解釈が重要視されます。著者の意図を汲み取るためには、その書が書かれた時代背景や文化的背景を知る必要があり、聖書時代のユダヤ人にとっては外国人である日本人が自分に引き付けて聖書を読んでも、正確な意味は伝わってきません。私たちは、ユダヤ的解釈と並行して、字義通りの解釈も強調しています。(両者には相関関係がある)。字義通りの解釈とは、散文は散文として、韻文は韻文として解釈するということです。著者が比ゆ的表現を採用しているなら、その部分は比ゆとして解釈するが、本来比ゆ的言葉でないものまで象徴的、比ゆ的に解釈し、結果的に著者の意図とは異なった結論を導き出すようなことはしません。
3.巻物の傍に立つライオン
これは、ユダの獅子、つまり、イエス・キリストを指しています。ハーベスト・タイムは、イエス・キリストが救い主であることを信じます。キリスト論は、キリスト教信仰の土台です。もしキリスト論が間違っていると、救済論が間違ってくるのです。つまり、間違ったキリストを信じても、救いに至る信仰とはならないということです。
キリスト論の肝心なところは、「イエス・キリストは、完全に人であり、完全に神である」ということです。イエスは他の人間と同じように女性から誕生し、生き、苦しみ、死なれました。しかし、イエスは他の人間とは異なっておられました。そのことは、以下の4点を見れば明らかです。
①イエスは、永遠の昔から存在していた。
②その生涯において一度も罪を犯さなかった。
③その死は人類の罪を贖うものであった。
④復活と昇天によって、神の子であることが証明された。
聖書が教える福音の三要素とは、以下のものです。
①キリストは十字架上で死なれた。
②死んで、墓に葬られた。
③3日目に甦られた。
人は、これを受け入れ、イエス・キリストをそのようなお方と信じて救われます。これ以外に、救いの道はありません。
4.巻物の傍に立つライオンとアリエル・ミニストリーズ
さらにこのライオンは、「アリエル(神の獅子)」とも呼ばれます。私たちが毎年セミナー講師としてお招きしているフルクテンバウム博士は、米国テキサス州に本部を置くアリエル・ミニストリーズの代表でいらっしゃいます。ハーベスト・タイムは、そのアリエル・ミニストリーズと協力関係にあります。フルクテンバウム博士は、私たちのメンター(指導者、助言者)であり、私たちは博士から、ユダヤ的視点で聖書を読む方法を学んできました。