2025
07.18
Q.456 私にも守護天使はついていますか。
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Q.質問
Q:私にも守護天使はついていますか?
A.回答
はじめに
日常生活の中で、「守護天使」が話題になることがあると思います。クリスチャンでない方でも、「守護天使」に興味を持っている人は多いと思います。聖書は本当に「守護天使」の存在を教えているのでしょうか。このテーマについて、いつものように3つ申し上げます。
1番目に、守護天使とは、特定の人に割り当てられた天使です。
(1)守護天使は、割り当てられた人を守ったり導いたりします。
(2)聖書には、天使が人間を助けたり、守ったりする例がたくさんあります。
①ペテロを牢から救出〈使12:7)
(3)各人に必ず一人の天使がついているかどうかは、慎重に判断する必要があります。
2番目に、子どもたちには守護天使がいると考えられます。
(1)イエスのことば
「あなたがたは、この小さい者たちの一人を軽んじたりしないように気をつけなさい。あなたがたに言いますが、天にいる、彼らの御使いたちは、天におられるわたしの父の御顔をいつも見ているからです」(マタイ18:10)
(2)このことばは、子どもたちに関わる天使の存在を示唆しています。
(3)ただし、「一人につき天使一人」と限定しているわけではありません。
(4)子どもたちは神にとって重要なので、守護天使たちの守りがあるということです。
3番目に、各信者に守護天使がいるとは限りません。
(1)聖書は、信者に天使が遣わされることを教えています。
「御使いはみな、奉仕する霊であって、救いを受け継ぐことになる人々に仕えるために遣わされているのではありませんか」(ヘブル1:14)
(2)しかし、「専属の守護天使」がいるとは明言されていません。
(3)守護天使の存在は否定できませんが、教理化できるほど明確ではありません。
(4)「神ご自身が私たちを守られる方」であることを確認するほうが重要です。
神は、私たちを決して見捨てないお方です。