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今日の聖書の言葉

2023

01.26

Q.336 消極的御心とはなんですか。

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Q.質問

Q:なにかのメッセージで、神の御心には、積極的御心と消極的御心があると聞いた記憶があります。積極的御心は分かりますが、消極的御心が分かりません。教えてください。

A.回答

A:はじめに

確かに、御心には積極的なものと消極的なものがあります。消極的な御心は、「許容的御心」とも言います。消極的御心について、いつものように3つ申し上げます。

1番目に、消極的御心とは、神が止むを得ない事情で許可されることです。

(1)この場合、神は喜んで許可しているわけではありません。

(2)代表例は、イスラエルの民が王を求めた事件(1サム8章)です。

(3)イスラエルの民は神政政治を拒否し、まだ時がきていないのに王を求めました。

(4)願ったことが実現したからと言って、それが御心に適っているとは言えません。

2番目に、消極的御心を願った者は、その刈り取りをすることになります。

(1)イスラエルの民の願いに応えて、神はサウルを王として与えました。

(2)王は民に重税を課し、息子や娘たちを酷使するようになりました。

(3)イスラエルの民は、王に従属するという苦痛を刈り取ったのです。

(4)「蒔いた種の刈り取りをする」というのが、人生の原則です。

(5)状況が開かれているかといって、御心だとは限りません(ヨナの体験)。

(6)祝福されているからといって、御心だとは限りません。

(7)御心を確かめるための重要な要素

  ①みことばの促し

  ②心の平安

  ③信頼できる信者の助言

3番目に、神は、消極的御心さえもご自身の計画を進めるためにお用いになります。

(1)サウルが王になったのは、ダビデが登場するための準備となりました。

(2)ヨセフが奴隷に売られたのは、ヤコブ一家がエジプトに移住するための準備となりました。

(3)私たちの神は、全知全能の神です。

(4)誰でも、自らの罪を告白するなら、赦しを受けることができます。

心が頑なだと、消極的御心を求めてしまうことがあります。