イエス・キリストを心に受け入れるにはどうしたらいい?
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今日の聖書の言葉
聖書に誤りはないの?聖書はどこから読めば良いの?
スピーカー:中川健一
聖書箇所:聖書全般
収録日:20121206
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イントロダクション
1.はじめに
(1)2011年は、働きが飛躍的に拡大した年であった。
①「メッセージ・ステーション」11月のデータ。平均1,200件/日以上。
②春には、第2回「再臨待望聖会」
③連休中には、フルクテンバウムセミナー
④紹介カードを用意した。
(2)2012年の予定
①1月から、定例会のメッセージを動画配信する。
②ロマ書を終えて、イエスの生涯のシリーズに入る。
③2月から3月にかけて、第3回「再臨待望聖会」。大阪は、3月17日(土)。
④フルクテンバウムセミナーは、「死後の世界」というテーマ。
(3)モットーは、「聖書研究から日本の霊的覚醒(目覚め)が」である。
①そのためには、聖書についての正しい認識を持つことが大切。
②今回は、「聖書を知りたい人のために」の3回目である。
2.文脈:9つの質問を取り上げる。
①聖書とは何か。
②聖書はいつ、どのようにして今のような形になったのか。
③聖書観には、どのようなものがあるか。
④聖書は「霊感を受けて書かれている」とは、どういう意味か。
⑤聖書に多くの翻訳があるのは、どうしてなのか。
⑥聖書はどこから読んだらいいのか。
⑦聖書が神のことばであるという証拠は何か。
⑧聖書に誤りは含まれていないのか。
⑨聖書は自分自身について、どう証言しているか。
3.アウトライン
⑦聖書が神のことばであるという証拠は何か。
⑧聖書に誤りは含まれていないのか。
⑨聖書は自分自身について、どう証言しているか。
⑥聖書はどこから読んだらいいのか。
このメッセージは、聖書が神のことばであることを学ぶためのものである。
Ⅶ.聖書が神のことばであるという証拠は何か。
1.メシア預言がある。
(1)イエス・キリストの初臨に関する預言は、300以上ある。
①イエスが誕生する前に書かれた預言である。
(2)それらの預言がすべて成就した。
2.不思議な統一性と調和がある。
(1)1600 年にわたって書き続けられた。
(2)40 人以上の人々の手によって書かれた。
(3)さまざまな場所で書かれた。
(4)3つの異なる言語で書かれた。
①ヘブル語 旧約聖書のほとんど全部
②アラム語 旧約聖書の一部(エズラ記とダニエル書2:4b 〜 7:28)
③ギリシア語 新約聖書
(5)論争の的となるテーマを無数に扱っている。
(6)これだけの多様性を持ちながら、統一性と調和を保っている本は聖書だけ。
3.人間を美化していない。
(1)ダビデの罪
(2)ペテロの失敗
(3)彼らもまた罪人であるが、神を信頼した。
4.考古学の発見が聖書と一致している。
Ⅷ.聖書に誤りは含まれていないのか。
1.聖書の誤りを指摘する本やウェブサイトがある。
(1)実に挑戦的で、聖書のメッセージに興味があるとは思えない。
(2)この矛盾をどう解決するかと質問する人も、そのようなものから情報を得る。
①自分で矛盾を発見したわけではない。
②聖書は、普通に読めば、調和した本として読める。
2.私たちの立場
(1)聖書記者たちは、それぞれの立場で書いているので、矛盾に見える箇所がある。
①そのほとんどに、論理的説明がある。
(例話)神学校のアーチャー博士、フルクテンバウム師
②しかし、説明が難しい箇所も確かにある。
③写本と作る過程での人間のミスもあるが、これは極めて少ない。
(2)先輩のクリスチャン、牧師、注解書などの助けを得る。
(3)それでも解決しない場合は、「冷凍庫」に入れておく。
3.霊感について(再度)
(1)霊感を示す聖句
「聖書はすべて、神の霊感によるもので、教えと戒めと矯正と義の訓練とのために有益です。それは、神の人が、すべての良い働きのためにふさわしい十分に整えられた者となるためです」(Ⅱテモ3:16〜17)
①「聖書はすべて」
*十全・逐語霊感
②「神の霊感による」
*ギリシア語で「セオプニューストス」
*神の息が吹き込まれている、という意味
③霊感のゆえに聖書は有益である。
(2)霊感の内容
①二重著者
*神が第一次的な著者、人が第二次的な著者
②神は、著者の特徴、経験、文学形式などを用いて御心を啓示された。
(2)原典のみが霊感を受けている(つまり、間違いがないということ)。
①写本制作の段階、翻訳の段階で、霊感を保証する聖句はない。
②書記や翻訳者は、人間であるので、過ちを犯す。
(3)今日私たちが持っている写本郡から、原典の99%以上が確定されているという。
①重要な教理が問題になることはない。
②保存の過程に神の守りがあったと確信できる。
(4)今日私たちが所有する翻訳された聖書には、神のことばの権威がある。
Ⅸ.聖書は自分自身について、どう証言しているか。
1.黙22:18〜20
「私は、この書の預言のことばを聞くすべての者にあかしする。もし、これにつけ加える者があれば、神はこの書に書いてある災害をその人に加えられる。また、この預言の書のことばを少しでも取り除く者があれば、神は、この書に書いてあるいのちの木と聖なる都から、その人の受ける分を取り除かれる。これらのことをあかしする方がこう言われる。『しかり。わたしはすぐに来る。』アーメン。主イエスよ、来てください」
(1)これは、黙示録に関する命令である。
(2)しかし、黙示録は、それまでの預言を時間順に並べ、さらにその先まで預言した書である。
(3)黙示録に付加してはならないというのは、聖書が完結しているということである。
2.今後新しい啓示が加わることはあるか。
(1)その可能性はない。
(2)もしそうなら、今私たちに与えられている聖書は、不完全であることになる。
(3)私たちは今、創世記と黙示録に挟まれた時代に住んでいる。
(4)私たちが知るべきことは、すべて聖書に書かれている。
Ⅵ.聖書はどこから読んだらいいのか。
1.一般的な助言
(1)福音書
①聖書は、キリストについて証言している。
(2)マルコの福音書
①キリストの行動がよく分かる。
(3)ヨハネの福音書
①キリストの教えと、ご人格がよく分かる。
2.私の助言
(1)創世記を導き手とともに読む。
(例話)少年時代の映画館での体験
①創世記には、それ以降展開されるすべてのテーマの萌芽がある。
(2)詩139篇
①全能の神の存在を認識する。
②そこから逃げようとするが、遍在の神に出会う。
③さらに、創造主なるお方に出会う。
④適用は、神への信頼である。
3.まとめ
(1)詩139篇
(2)創世記
(3)福音書
4.聖書に向かう姿勢が重要
(1)第1コリント2:13〜14
「この賜物について話すには、人の知恵に教えられたことばを用いず、御霊に教えられたことばを用います。その御霊のことばをもって御霊のことを解くのです。生まれながらの人間は、神の御霊に属することを受け入れません。それらは彼には愚かなことだからです。また、それを悟ることができません。なぜなら、御霊のことは御霊によってわきまえるものだからです」
(2)第1ペテロ2:2
「生まれたばかりの乳飲み子のように、純粋な、みことばの乳を慕い求めなさい。それによって成長し、救いを得るためです」
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