神である【主】は、人から取ったあばら骨をひとりの女に造り上げ、その女を人のところに連れて来られた。人は言った。「これこそ、今や、私の骨からの骨、私の肉からの肉。これを女と名づけよう。これは男から取られたのだから。」それゆえ男はその父母を離れ、妻と結び合い、ふたりは一体となるのである。(創世記2:22〜24)
この聖句では、結婚について3つのことが教えられています。
第1に、結婚式は、親離れ式、子離れ式であること。つまり、経済的にも精神的にも自立することを確認する儀式です。
第2に、結婚した2人の間に、仲介者としての神が存在しているという事実です。ゆえに、神が一つにしたものを人が離してはいけません。
第3に、結婚とは、男女が長い時間をかけて一心同体になるということです。そもそも男と女は、平等ですが同じではありません。体の器官にそれぞれ役割があるように、男と女にもそれぞれの役割があります。
同じ信仰を持って歩める夫婦はとても幸せです。
この記事の執筆者
恵比寿聖書フォーラム代表
永山 太
有限会社NEXUS(ネクサス)代表取締役
社員教育研修 講師
1961年 奈良県にて生まれる
1986年 IBU四天王寺国際仏教大学 教育学科卒
2000年 得度・五重相伝 仏弟子となる
2007年 とある教会での論争をきっかけに聖書研究を始める
2008年 受洗
2011年 按手
大手旅行代理店入社後、健康食品会社、NPO団体を経て現在に。
元仏教徒のクリスチャンとして、聖書的世界観をベースとした、営業研修、
コミュニケーションセミナー、実践PDCA研修、イスラエル聖地旅行ガイド、
比較文化宗教セミナーなどを手がけている。