それは御子を信じる者が、ひとりとして滅びることなく、永遠のいのちを持つためである。
紀元85〜90年
イエス・キリストまたは使徒ヨハネ
神は、実に、そのひとり子をお与えになったほどに、世を愛された。それは御子を信じる者が、ひとりとして滅びることなく、永遠のいのちを持つためである。神が御子を世に遣わされたのは、世をさばくためではなく、御子によって世が救われるためである。御子を信じる者はさばかれない。信じない者は神のひとり子の御名を信じなかったので、すでにさばかれている。(ヨハネ3:16〜18)
2005年1月31日は、米国イリノイ州が主催する宝くじを換金する最終日だった。当たりくじを持参した人には、1,400万ドル(約14億円)が支払われることになっていた。しかし、その額を受け取りに来る人は現われなかった。
イリノイ州フランクフォート市にあるコンビニエンスストアが、その当たりくじは12ヶ月前にその店で売れたものであると発表した。それでも、当選者は現われなかった。テレビも、全国ネットやローカル版の番組を通して当選者に呼びかけたが、何の効果もなかった。
イリノイ州宝くじ管理局の最高責任者であるキャロライン・アダムズは、こう語っている。
「私たちは、宝くじを買って当たった人には賞金を受け取ってほしいのです。今回の出来事は、本当に残念なことです」
信仰の世界でも、これと同じことが起こっている。キリストの十字架上の死によって、永遠のいのちが無償で提供されているのに、多くの人たちがこの無限に価値ある救いを受け取ろうとしていないのである。
Submitted by Greg Asimakoupoulos, Naperville, Illinois
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ヨハネ3:16には福音の要約が書かれています。いや、聖書全体の要約と言っても過言ではありません。
(1)「世」とは、この文脈では人類のことです。神はご自身のひとり子を与えることによって、私たちに対する愛を明らかにされました。
(2)イエス・キリストを信じるかどうかで、道が分かれます。「滅び」への道と「永遠のいのち」への道がそれです。「永遠のいのち」とは、今の問題や苦しみを抱えたままで永遠に生きることではありません。イエス・キリストにあって神が与えようとしておられる喜びと平安のいのちが、「永遠のいのち」です。そしてそれは、地上生涯を生きている今から体験することのできるいのちです。
(3)神の業(わざ)は完了しました。私たちの責任は、罪の赦しを神からの贈り物として受け取り、イエス・キリストに信頼を置くことです。信じることは、単なる知的理解ではなく、人格的な信頼のことです。なぜ人は、こんなに素晴らしい福音を信じないのでしょうか。しかし、真理を行う者は、光のほうに来ます。もしあなたが、イエスの十字架は自分の罪のためであったと信じて福音を受け入れるなら、あなたには永遠のいのちが与えられます。神はあなたが神に立ち帰るのを待っておられます。
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