平安のうちに私は身を横たえ、すぐ、眠りにつきます。主よ。あなただけが、私を安らかに住まわせてくださいます。

紀元前10世紀頃のイスラエル

ダビデ王

平安のうちに私は身を横たえ、すぐ、眠りにつきます。主よ。あなただけが、私を安らかに住まわせてくださいます。(詩篇4:8)

peaceless神経が高ぶり、ちょっとしたことが頭から離れない。体は疲れ、眠りたいのに眠れない。頭はキリキリと痛んでくる。こんな経験ありますか。不眠症はストレス社会の中で生活する現代人の悩みのひとつと言われますが、私もあります。枕元にメモ用紙とペンを置いて、何か思いついたら書きとめるようにしたことも。書いてしまえば、安心して眠れると聞いたからですが、書くうちに神経はもっと高ぶって眠れなくなってしまい、やめました。

どんなに大きな問題に直面していたとしても、今夜はぐっすり眠って、すっきりとした頭、元気はつらつの体になって明日を迎えるのが一番。わかっていても、それができないのは、気持ちに余裕がなくなっているからです。

詩篇第4篇には、不眠症解消の処方箋があります。ざっと次のような手順です。

  1. 目をつぶり、問題を神様に話します。「私をあわれみ、私の祈りを聞いてください」。すると、私の気持ちの中に「ゆとり」が与えられます(詩篇4:1)
  2.  私にとってあれほど重要な問題だと思っていたことが、案外そうではないように見えてきます。神様から「いつまで、むなしいものを愛し、まやかしものを慕い求めるのか」と言われるからです(詩篇4:2)
  3. そういう厳しいことを神様が言われるのは、私を愛してくださっているからです。ベッドの上に座りなおして、自分の心に語ります。いったい自分は何を求めているのだろうか、こんなに考えこんで、結局は自分の利益や満足ではないか。判断を誤り、問題をさらに複雑にしないように、また過ちを犯さないように注意しよう。神様に拠り頼もう、となります(詩篇4:3〜5)
  4. 神様に拠り頼むというと、多くの人たちは思い違いをしていて「良い目を見せてくれる」、つまり、神様が自分の願いどおりにしてくれることを期待します。そうではなくて、神様が私たちに(私だけでなく)目を向けてくださっていて、問題を最善に導いてくださる、と信頼し、そのことを求めます。すると、心に喜びが来ます(詩篇4:6〜7)
  5. その結果、「平安のうちに私は身を横たえ、すぐ、眠りにつきます。主よ。あなただけが、私を安らかに住まわせてくださいます」(詩篇4:8)

いかがでしょうか。もし、あなたが不眠に悩んでおられるなら、ぜひ神様に祈って、平安をいただかれますように。

清水 誠一

この記事の執筆者

清水 誠一

熊本聖書フォーラム代表

清水 誠一

1955年生まれ。静岡県出身。
1981年熊本大院卒。
税理士事務所、日本IBMに勤務ののち、1995年より熊本市に在住、現職は会社役員。
20代で右翼思想から転向して、米国バプテスト教会宣教師より受洗。
30代でペンテコステ系神学に傾倒するも挫折、ガン病棟を経験。
40代は仕事に没頭、家庭崩壊と離婚の危機。
50代で聖書を読み直す。
2013年より熊本聖書フォーラム開始、現在に至る。
2014年7月ハーベスト聖書塾卒。