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今日の聖書の言葉

アブラハムの子孫、ダビデの子孫、イエス・キリストの系図。

紀元50、60年代の記述。エルサレム崩壊(紀元70年)前のイスラエル

十二使徒マタイ

アブラハムの子孫、ダビデの子孫、イエス・キリストの系図。(マタイ1:1)

新約聖書の冒頭は、このことばで始まります。このあと延々と人の名前が続くので、初めて聖書を読む人は、まず、ここでうんざり。でも、アブラハムもダビデも、旧約聖書のキーパーソンです。

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アブラハムは紀元前2000年頃の人物で、イスラエル民族の始祖です。偶像崇拝のはびこる異教の地から、彼は神によって呼び出され、約束の地にやってきました。彼の息子はイサク、孫はヤコブ。ヤコブの12人の息子たちからイスラエル12部族が形成されました。ヤコブが12人の息子とともにエジプトに寄留して430年後には、成人男子だけで約60万人を数えるまでになりました。

ダビデは、紀元前1000年頃の人物で、イスラエル王国第2代の王です。彼は、一見その優れた軍事的・政治的手腕をもってイスラエル王国の黄金期を築いたように見えますが、貧しい羊飼いの少年時代から神により頼み、神の導きに従って生きた人生でした。苦難の中では神を信頼し、祈りました。恐ろしい罪を犯してしまったときは神の前にへりくだって赦しを受けました。旧約聖書の中の詩篇は、信仰者の魂の叫びであり、預言的要素も多分に含みますが、その多くは、ダビデの作です。

旧約聖書は、人類の救い主であるキリストが、アブラハムの子孫、さらにダビデの子孫から生まれると預言しています。その預言のとおりにイエスが生まれ、この方こそ救い主キリストであると証言するのが、マタイの福音書です。

清水 誠一

この記事の執筆者

清水 誠一

熊本聖書フォーラム代表

清水 誠一

1955年生まれ。静岡県出身。
1981年熊本大院卒。
税理士事務所、日本IBMに勤務ののち、1995年より熊本市に在住、現職は会社役員。
20代で右翼思想から転向して、米国バプテスト教会宣教師より受洗。
30代でペンテコステ系神学に傾倒するも挫折、ガン病棟を経験。
40代は仕事に没頭、家庭崩壊と離婚の危機。
50代で聖書を読み直す。
2013年より熊本聖書フォーラム開始、現在に至る。
2014年7月ハーベスト聖書塾卒。