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何も思い煩わないで、あらゆる場合に、感謝をもってささげる祈りと願いによって、あなたがたの願い事を神に知っていただきなさい。

紀元61年頃のローマ世界

使徒パウロ

何も思い煩わないで、あらゆる場合に、感謝をもってささげる祈りと願いによって、あなたがたの願い事を神に知っていただきなさい。そうすれば、人のすべての考えにまさる神の平安が、あなたがたの心と思いをキリスト・イエスにあって守ってくれます。(ピリピ4:6〜7)

この手紙は、パウロが獄中にいたときに書かれたものです。それだけに、この言葉には重みがあります。

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悩んでいることがあるなら、それをそのまま神に言ってみましょう。それをパウロは、「感謝をもってささげる祈りと願い」と呼んでいます。その祈りは、「あらゆる場合にささげる祈り」です。神に知っていただいているという確信は、私たちを平安に導いてくれます。なぜ祈れば平安になるのかをあれこれ考える必要はありません。なぜならそれは、「人のすべての考えにまさる神の平安」だからです。つまり、人知を超えた平安だということです。行き詰まっていること、自分ではどうしようもないこと・・・。そのまま祈りのことばにしてみませんか。

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